肩こり

肩こりとストレートネック

こんにちは、ペルレ整骨院の吉尾です。
今回は、肩こりとストレートネックについてのお話をしていきたいと思います。
またまた、少しお話にお付き合ください。

頭は重いんです!

人間は2足歩行ということはお分かりと思いますが、そのため頭というのは体の一番上にあります。これは体にどのような影響があるのか考えてみたいと思います。
人間の頭の重さについてなど、前にもブログでも書いていますが、4〜5キロあるんですね。それを細い首と首回りの筋肉が頭を支えてくれています。
日常の生活では、何をするにしても前方を向いていろいろなことを行っています。その上で毎日正しい姿勢でいられる方は少ないと思います。デスクワークやパソコン、家事などの作業をする場合には、下を向いてたり、首を左右に捻ったりしていますよね。
仕事となると長時間同じ姿勢で作業をしてることも多くなるでしょう。
首の角度が、拳一個分下に傾くだけで3倍の負荷がかかります。そうなると重さが15キロほどになってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

例えば、買い物で5キロや10キロのお米の袋を持ち上げることがあると思いますが、10分も持っていると結構しんどくないですか?そんな負担が首肩にはかかっています。

ストレートネックになる状態とは?

ではこの頭の負担が過度にかかるとどうなってしまうかというと、首の部分が「ストレートネック」になってしまうのです。
解剖学的な話をしますと、基本的に頭蓋骨があり、その下に脊柱があります。脊柱は首の部分を頚椎、背中の部分を胸椎、腰の部分を腰椎、骨盤のところを仙椎(仙骨)で構成しているのですが、人が立っている状態で横から見ると頚椎は前弯、胸椎は後弯、腰椎は前弯、仙椎は後弯しています。これを生理的弯曲と言います。
上記でお話ししたように長時間のデスクワークなどでは、猫背になり、首が前傾していると首の前弯が徐々になくなり、ストレートネックになってしまうのです。

肩こりの出来上がり

こうなると、もともと重い頭がさらに重くなって、首、肩、背中の筋肉が緊張してしまいます。そして、その凝り固まった筋肉に血流が滞り、肩こりとなってしまいます。こうなるとちょっとやそっと、肩を揉んだり、首を回したりした程度ではほぐれることはないですし、ひどくなると頭痛や違和感で精神的にも辛い状態になって来院される方を多く診てきました。

まとめ

当院に来院いただくと、まず姿勢を確認いたします。そこで「シセイカルテ」といったAI姿勢分析で現状のあなたの姿勢がどのようになっているのか確認します。それをもとに、その後の問診や施術を進めさせていただきます。
また、施術も痛み方や状態によって、治療器と手技を組み合わせて行っていきます。
肩こりだからと放置せずに、お悩みの方はぜひ、お問い合わせください。

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