『当院が考える痛みの原因』
痛みを考えるときにまず「痛みを知る」ことに他なりません。
腰痛に関して言えば、単なる筋肉痛でシップをして安静にしていれば治るよ、あるいはしびれをともなうような腰痛であれば椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症ですね、加齢で椎間板や背骨に圧迫されて坐骨神経痛になっているから仕方ないね、と言われることもしばしばあるかと思います。
神経は痛みを伝達する役目がるので単純に神経の問題と片付けられてしまうことが多いように思いますが、多くの痛みの問題は神経の抹消にある痛みの受容器が「筋膜」や皮膚層の「真皮」にあり、そこに問題が起きていることが原因なのです。
『痛みの原因は酸欠』
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上記の図のように、多くの腰痛患者さんの痛みは、真皮や筋膜における血流障害から
くる酸欠が原因です。酸欠になった筋膜がどうなるかというとスパズムといって、筋肉や筋膜に緊張が起きます。筋緊張が起きるとその組織を通っている血管が圧迫を受けて、さらに血流が悪くなり、痛みを引き起こす物質(プロジスタグランジン、ブラジキニン、ヒスタミンなど)が発生し痛みを起こします。
そのような状態の筋膜は、滑走性がなくなってしまいます。筋肉や他の組織との癒着も起こってしまうのです。
『痛みの原因を知り解決していく』
当院が大事に考えていることは、「真皮」「筋膜」に血流を促し、酸素を送り、痛みの原因物質を排除していくことです。
多くの痛みは、これらの問題を解決することが最優先になります。当院では、手技を中心に当院の優れた治療機器を使用し効果的に施術を行なっていきます。