腰痛

こんな腰痛は仙腸関節に関係している

こんにちは!ペルレ整骨院の吉尾です。
腰痛と言っても、痛む部位や時間帯、急性や慢性などいくつかのタイプがあると思います。今回は、腰痛の中でも腰痛と言っても、痛む部位や時間帯、急性や慢性などいくつかのタイプがあると思います。今回は、腰痛の中でも仙腸関節にフォーカスしてお話をしていきたいと思います。

仙腸関節ってどこのこと?

腰痛の範囲と言われると、一概に「ここ!」と言えないことが多いものです。腰椎周辺が痛むのが腰痛かと言えば、お尻や太ももまで痛みを発することも多いです。
そのような痛みの範囲が広い腰痛ですが、今回は仙腸関節症候群という疾患の特徴をお話ししていきます。ご存知の方もいるかもしれませんが、仙腸関節とはどこのことかと言いますと、骨盤を構成している仙骨と腸骨の境目の関節です。
この仙腸関節には、筋肉がありませんが、靭帯でしっかり固定されています。そのため、仙腸関節は全く動かない関節なのかと言うと、股関節を曲げたり、腰を動かす時にはミリ単位で動きます。

骨盤の動きのある関節は、この仙腸関節以外には恥骨結合です。
カイロプラクティックでは、骨盤が歪むというと腸骨が前方に変位(AS変位)や後方変位(PI変位)などと言います。また、仙骨が前傾することをニューテーション、後傾することをカウンターニューテーションと言います。このように多少な動きがあることで仙腸関節が問題によって起こる腰痛というものがあるんですね。

仙腸関節症候群の特徴

上記でも記述しましたが、仙腸関節症候群の特徴を挙げてみます。

  1. 朝起きる時に痛みが強い
  2. 午前中に痛みが強く、午後になって動いてるうちに痛みが軽くなってくる
  3. 片側の仙腸関節が痛む
  4. 同側の臀部、ハムストリング、鼡径部に広がる痛み

上記のような特徴があれば、仙腸関節に関係する腰痛の可能性があります。
ただ、以前のブログでもお話ししてもいますが、仙腸関節周辺の痛みと言ってもトリガーポイントの問題で起きている痛みの場合もあります。そのため、股関節や仙腸関節の状態をチェックするテスト法などで動きの悪さや炎症が起きているのか確認する必要があります。

仙腸関節を良くするには

まず痛みが強ければ、施術が必要になります。当院では施術のなかで仙腸関節など問題から起こる腰痛については、トムソンテーブルを使用した矯正などを行なっています。腰痛の症状は千差万別です。その方の症状をお聞きしながら施術を行なっていきます。痛みが強い方やなかなか治らない腰痛でお困りの方は、一度当院にご連絡ください。
慢性的にこの部分に痛みがある方は、股関節や仙腸関節を緩めるストレッチなどを行うようにしましょう。仙腸関節は、座り仕事などが長い方は、常に圧迫を受けているので、血流などの循環が悪いため痛みを生じることが多いのです。

まとめ

どのような腰痛に起きましても、常に体を動かすことが大事です。関節を動かす、筋肉を動かす、私達は「動物」の仲間です。動くことで体の機能が活発に働くのです。動けなくなった方はどうするんだということを言う方もいるかもしれませんが、動けるうちは動きましょうと言うことですね。
腰痛のお悩みについては、ペルレ整骨院・鍼灸院にお問い合わせいただければと思います。
また、併設しているゆらぎストレッチのスペースでは、筋トレマシンではなく、体を動かすためのマシンです。それぞれの方のペースで使っていただけます。根本の痛みに向き合うために、私どもは治療以外のことも考えていきたいと思っています。

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