腰痛

右利き社会における腰痛とゆがみとの関係とは?

こんにちは!ペルレ整骨院の吉尾です。
今回は、腰痛と歪みについて話していきたいと思います。多くの方が腰痛で悩んでいる中で、体のゆがみが腰痛を引き起こしてしまうことについて考えてみたいと思います。

日本人の多くは右利き社会

日本人の94.5%の方が右利きと言われ、右手を良く使い、環境も右利きで利用できるものがほとんどです。
このことはリテラリゼーションといって、日本語では一側優位性という意味になります。
例えば、駅の自動改札やガソリンスタンドの操作機、缶ジュースなどの自動販売機のお金を入れる位置、ハサミや包丁も基本右利き向けがほとんですね。では、左利きの人はどうかというと、このように右利き社会の日本では、右利きが優先的な環境になっていますので、左利きの方も右利きで行うことが多くなっています。必ずしもではありませんが、何をするにも右手を多く使うことで体にどのような影響が起きるのか、私は施術する前に、目安のために、その患者さんが右利きか左利きか必ず聞くようにしています。

一側優位性による体の歪み

一側優位性においては、人間は二足歩行であり、地球上では人間のみが完全に2本足で歩きますね。体重を支える両足の使い方も異なり、右利きの方は、過重のかけ方も多くの方は左足が軸足となり、左側に体重を乗せています。そして、右足は運動足になり比較的動かしやすい傾向にあります。そのような体の使い方により、体は歪みを生じてくるのです。ただ、そのように起こる自然な歪みが、全てにおいて悪というわけではありません。

右利き社会の体の歪み方

今までお話ししたことは、私が学んでいる尊敬する治療家でDC(カイロドクター)でもある山根悟先生の理論に基づいています。それはGAP理論と言われるものです。
この理論で考えられる体の歪みというのは、多くは首が左側弯になり、頭は右に傾き、背中は右側弯で盛り上がります。また、腰は左側弯で骨盤は左上りで腰は短縮し、過緊張します。
ゆがみそのものが必ずしも痛みを引き起こわけでもありませんが、何か問題を起こしている場合は、体のゆがみが影響し、腰痛などを引き起こす原因となることもあることをご理解いただければと思います。

生活習慣を改善しましょう!

それぞれの家庭によって、生活習慣は違うものです。しかし、前述したように、世の中は右利き社会であり、多くの方が仕事の中心がデスクワークを占め、そして最近の環境は、テレワークや長時間机に向かって、パソコン作業をている方が多数ではないでしょうか。
その際にも、右手でマウスを操作し、ペンを使い、左手で頬杖をついて、右足を左足の上に脚を組み、左のお尻に荷重がかかります。長時間のデスクワークが問題なのは、自然に猫背や、足組み、腰を前に出して背中が背もたれにあたり、仙骨で座ることになっている方(自分もやってしまいますが、、、)は多いです。
腰痛を抱えている方は、時々どのような姿勢で座っているのかなども、一度確認してみてください。
また、動画で今回の右利きについての起こりやすい姿勢とストレッチ法を載せています。

まとめ

当院では、治療や施術で腰痛など良くなってきた後に、できればご自身で運動習慣を行なっていくことで体の歪みや、再発防止できるようにストレッチマシンを使った設備も設置しています。
「動的ストレッチマシン・ゆらぎストレッチ」というものです。

腰痛を含めて痛みに関すること、ゆらぎストレッチに関することなど、いつでもペルレ整骨院・鍼灸院にお問い合わせください。

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