腰痛

腰痛は腰だけ治療してれば大丈夫?

こんにちは!ペルレ整骨院の吉尾です。
今回は、腰痛に関係するお話をしていきたいと思います。
腰痛に悩んでいる方が腰を痛い、痛いと来院されます。色々な原因で腰痛になってしまうんですが、腰痛患者さんがなかなか減ることはないですよね。それはなぜかというと、今あなたが患っている腰痛が腰だけの問題ではない場合が多いのです。
それは、「股関節」です。ということでさらに「腰痛と股関節」について解説していきます。
では、よろしくお願いいたします。

股関節は腰痛と大きく関係している

腰痛と言われると腰周辺だけが痛んでいると思われがちです。保険でやっている整骨院の中には、腰に対してのみ施術をするところも多くあります。
検査などで体を前屈や左右に捻ってもらういますが、そのような動きは腰だけで行っているのではないのです。
腰を前に曲げる前屈動作も腰を捻る回旋動作も、腰の骨(腰椎)だけでなく、股関節も同時に動いています。そもそも腰椎はそんなに自由自在には動きません。

腰だけを治療しても治らない

さらに動きについて考えてみます。仰向けに寝た状態で股関節を曲げていくと、最初は股関節のみの運動が中心ですが、胸に近づけていくと骨盤が後継していきます。もっと曲げていくと腰椎が後弯していきます。これを運動連鎖といいます。
そう考えると、腰痛といっても腰だけの問題ととらえて、腰だけを治療してもいっこうに良くならないことが理解できるのではないでしょうか。
また、腰痛の方の股関節をストレッチしたときに、とても硬い方が多いです。ということは股関節周辺の筋肉を柔らかくし、関節の可動域を広げていくことが重要です。
筋肉も腰椎についている起立筋だけにアプローチするのではなく、骨盤、股関節周りの臀筋(大臀筋、中臀筋、小臀筋)やハムストリング、大腿筋膜張筋などのポイントを施術していきます。

腰痛に対しての股関節ストレッチ

  1. 仰向けに寝ます。
  2. 片足ずつ自分の足を抱え込みながら、太ももを自分の胸に近づけていきここまでというところで10秒止めます。
  3. 股関節の角度を斜め45°にして10秒止めます。
  4. 股関節を90°まで持っていき、膝が床につくぐらいまで開いていきます。この状態で10秒止めます。
  5. 左右終わったら、両側を同時に抱え込んで最後10秒止めます。

とても簡単なストレッチですが、硬い方はちょっと嫌になるかもしれませんね。何でも継続は力なりで、ストレッチも続けることが大事です。

まとめ

今後「ゆらぎストレッチ」という筋肉を緩める動的ストレッチを取り入れたスペースを提供します。
整骨院で痛みを改善した後は、自発的な運動をすることで、痛みの再発防止にもなりますし、またリハビリや筋力維持にも役立ちます。
今後のあなたの健康促進を考え、治療だけに留まらず、自ら運動を行う習慣を身につけてもらうことでいつまでも痛みを抱えない体づくりを重要と考えております。
一緒により良い体づくりをしていきましょう。

 

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