こんにちは!ペルレ整骨院です。
今回は肘の関節の痛みと間違えやすい『上腕骨外側上顆炎』についてお話しします。
よく「テニス肘」といわれるものなのですが、肘の外側の出っ張りに痛みを感じたことはありませんか?
これ、関節ではなく腱が原因で起こる痛みです。
では説明していきますね!
上腕骨外側上顆ってどこ?
「上腕骨外側上顆」とは、力こぶのできる方の腕の骨、上腕骨の下の方にある出っ張りです。
内側の出っ張りを内側上顆、外側の出っ張りを「外側上顆」といいます。
ここの場所に痛みを感じる事から『上腕骨外側上顆炎』とよばれます。
上腕骨外側上顆炎
この場所には前腕部(肘から手側の腕)の伸筋群とよばれるいくつかの筋肉がくっついています。
指を伸ばしたり、手首を背屈させたりする時に使われる筋肉です。
それらの筋肉が腱となり「上腕骨外側上顆」にくっついているわけです。
主に短橈側手根伸筋という筋肉が原因で起こることが多いと考えられています。
握力にも関係の深い筋肉なので、何かをつかみ上げる時や、手を握って力を入れたりする時などに痛みが出ます。
上腕骨外側上顆炎の原因
テニス肘といわれるように、テニスのバックハンドのような動きをよくしていたり、握りがいつも強いとか、
指や手首を動かすことが多かったり、重いものを持ち運ぶことが多いなどのいわゆる使い過ぎ。
あとは加齢などによって逆に使うことが少なく、筋肉が弱って腱に負担がかかってしまう。
といったことで『上腕骨外側上顆炎』は起こります。
痛みが強いと日常生活にも支障が出てしまうケースもあるくらいです。
上腕骨外側上顆炎になった時の対処法
とにかく原因となっている筋肉の負担を減らしてあげることです。
痛みが軽減するまでは極力使わないように心がけてください。
安静が一番なんです!!が、手を使わないわけにはいきませんよね?
そんな時当院で行う施術を少しご紹介させていただきます。
最後に
上腕骨外側上顆炎のような腱の炎症は時間のかかることも多い疾患です。
原因をきちんと突き詰めて適切な処置をしなければなりません。
何か長引いている痛みなど気になっていることがありましたら、杉並区富士見ヶ丘ペルレ整骨院へご来院いただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。