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腰の動きに隠された秘密

皆さんこんにちは!ペルレ整骨院です。
今回は腰の動きに隠された秘密をお話していきたいと思います。
僕は野球をやっていた当時父親にこんな事を言われました。
「腰を捻って打て!!」
しかしこれは解剖学、運動学から考えても不可能だった事を勉強して学びました。
これは腰痛を抱えている方にも役立つお話ですので最後までご覧ください。

腰椎の得意な動きは前屈・後屈


背骨は大きく分けて首、背中、腰の三つに分かれます。
この三つの部分はそれぞれ得意な動きがあります!
首は視覚や聴覚など大事な部分が頭にはあるため大きな可動域を持ちます。
背中は全部で12個の骨からなるため一つ一つの動きは小さくても、大きな動きを可能にしてくれます。
また肋骨が付くことから前屈(屈曲)や後屈(伸展)の動きはあまり得意ではなく、回旋というねじりの動きを可能にします。

そして腰。
腰は良く捻ったり回したりするのを得意に思われていますが実は回旋という捻る動きは5°~7°しかないと言われています。
つまり回旋という動きは背中(胸椎)や股関節の動きによって可能にしてくれます。
ここまでくると腰痛といっても他の関節部への重要性が少し見えてくるかと思います。

腰痛に悩む人の多くは・・

という事でギックリ腰や慢性的な腰痛を抱えている人の多くは腰以外の可動性が落ちてしまった結果、腰にかかる負担が大きくなっている人がたくさん見受けられることがあります。
例えばギックリ腰なども一見前屈や後屈時に痛みが出た!という方もいますが実は少し回旋の動きがあるなかで股関節や背中(胸椎)が固定されたような状態のまま動かすことで腰に痛みが生まれていることがあります。

腰痛を考えたときにもほかの関節を正しく動かせるようにすることは間違いなく必要なことかと思います。
幼少期の僕に腰の捻りでボールを遠くに飛ばすことはできないよと伝えてあげたいです…。(笑)

当院での治療

痛みに対して局所を見ることはもちろんですが最終的には体全体を見ていきます。
そうすることで痛みが再発しにくい体や症状の出にくい体を目指していきます。
腰痛でお困りの方是非一度杉並区ペルレ整骨院までご相談ください。

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