こんにちは!ペルレ整骨院です。
今回は関節が原因で起こる腰痛について少しお話したいと思います。
骨盤の後ろに仙腸関節とよばれる関節があるのですが、この関節がよく腰痛の原因になります。
もしかしたらあなたの腰痛の原因かもしれないので、ご覧になってみてください!
仙腸関節
腰のあたり、後ろ側をさわると左右に骨の出っ張りがありますね?
そのあたりに位置している関節です。
腸骨と仙骨を連結しているので仙腸関節とよばれるわけです。覚えやすいですね!
関節といっても肩や膝のように可動性のある関節ではなく、靭帯によって強固に連結されています。
なので昔は不動関節と思われていました。
が、実際は数ミリ程度のわずかな動きがある関節です。
ストレスがかかりやすい関節
下の骨格図を見ていただくと分かると思いますが、仙骨には背骨が連結しています。
そして腸骨には股関節が位置するので、その結果として・・・・
仙腸関節は上半身と下半身をつないでいる関節となるわけです。
ですので仙腸関節は、上半身と下半身からの力を吸収するクッション的な役目を担っています。
想像しただけで、ものすごいストレスがかかっていると思いませんか!?
産後の妊婦さんの腰痛
出産の際、産道を確保するために仙腸関節の靭帯は緩みます。
骨盤を広げるわけです。
出産が終わって元に戻っていくのですが、少し時間がかかります。
緩んだ仙腸関節に負担がかかって痛みが出るといったことになります。
とはいっても、もともと腰にはそうとうな負担がかかってはいますが・・・。
思い当たる痛みはありませんか?
仙腸関節が原因の腰痛の症状として
・動作の動き始めに痛む
・寝ているとき痛い方を下にして寝られない
・イスに座るのはつらいけど正座はできる
・痛い方に体重をかけられない
などがあったりします。
痛みの特徴としては、仙腸関節付近の痛みはもちろんですが
おしりの痛みや股関節付近の痛み、脚の痛みやしびれなども起きたりします。
いずれも片側に起きるというのが特徴です。
腰というよりはもう少し下の方に痛みが出やすいようです。
当院での施術
仙腸関節が原因の腰痛とはいえ、そもそもその原因を作っているのは日常生活動作。
関節だけが問題ではありません。
姿勢の悪さ、バランスの崩れ、筋肉の緊張による循環障害などなど全体的な改善が最良です。
メディセルによる循環改善や鍼灸施術、電気刺激による筋肉へのアプローチなどをして
トムソンベッドで骨盤矯正などをしていきます。
最後に
当院では痛い部分のみではなく、身体のバランスなどを『姿勢カルテ』を使って分析し
全体的にみて、その方に適した施術を心がけています。
最終的には痛みの出にくい身体になっていただく為に、
「ゆらぎストレッチ」で軽い運動や筋肉の柔軟性も手に入れていただけたらと思います。
いつでもご相談くださいね!!
最後までお読みいただきありがとうございました。