皆さんこんにちは! 鍼灸師長田です。 今回は鍼治療が肩こりにもたらす効果についてお話していきたいと思います。 鍼治療は肩こりの治療としてよく用いられます。 どのようなメカニズムで肩こりに対して鍼治療は効果があるのでしょうか?

なぜ肩こりが起きるのか?

肩こりが起きるメカニズムをお話していきましょう! (※もちろんこれがすべてではないのでご了承ください) 一般的に考えられるのは「血行不良」です。 血流が滞ることによって老廃物がたまりやすくなってしまったり、筋肉の動きが悪くなることによって肩こりなどのコリが発生します。

鍼治療とは?

肩こりがつらくてご自身で肩回りをマッサージしたり、ストレッチをするとなんとなく肩こりが少し楽になった経験がある方もいるか思います。 つまりそれは自分で血流の改善が行えているということになります! ではここで鍼治療というのを考えてみましょう。 鍼は筋肉や神経に直接刺激することができます。 体を外部から見ていくと、皮膚、脂肪層、筋肉、骨といったようにいくつかの層が存在します。 もちろん外部からの刺激(マッサージ、ストレッチなど)で効果がないわけではありません。 ただ外部から届かないところに手が届く。そんな表現がいいのかもしれません。 体の内部に働きかけることで自律神経系にも働きかけができることが報告されています。 これはコリや痛みを生む体の緊張も緩和する可能性がありますよね!

肩こりと鍼治療

最近では肩こり等の痛みに対して「ハイドロリリース」という治療があります。 ハイドロリリースとは筋肉、筋膜間に生理食塩水を注入して筋肉や筋膜の癒着をとる療法が存在します。 もちろん液体を流入する必要がある場合もあれば、鍼の刺激によってその癒着や間質液の流入を促すことができる場合もあります。 ハイドロリリースは病院でしかできませんが、度合いの低い癒着などには鍼治療は効果が期待できます。 となると鍼治療は外部からの刺激で対応でききらない場合にも効果が望めるということが言えるかと思います!

まとめ

というわけで肩こりと鍼治療についてお話してみました。 なかなか改善しない痛みやコリ感は実は筋肉や筋膜の癒着が起きている可能性もあります。 ペルレ整骨院では火曜日、金曜日限定で鍼灸施術を受けることができます! ストレッチ等で一時的には良くなるが、なかなか改善しない肩こりでお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。